はじめまして。西鎌倉メディカルスパ、オステオパシー担当の金川美代子です。
オステオパシーは、日本ではマイナーですが、実は歴史ある療法で、欧米では現在も医療やスポーツケアの現場などで取り入れられています。具体的にどんな療法か、今回は風邪で咳が出ている時を例にお話します。
「コンコン」と咳をする度に肋骨の関節や周辺筋肉はその刺激や疲労で普段と違う位置にズレて固くなります。すると呼吸が浅くなって痰が肺に貯留したり、循環が悪くなりやすくなります。その結果、換気や免疫力がおちて、いつまでも咳が治まらず早期回復が望めません。オステオパシーでは、呼吸に関連する筋肉や関節の動きを改善したり、交感神経を静めて循環を改善することにより回復のお手伝いをします。他にも神経の特性や筋肉の反射、オステオパシー独自の反射点なども使用してアプローチします。
このようにオステオパシーは解剖生理学に基づいて施術を組み立てます。その適応は、風邪だけでなく、肩こり腰痛などの筋骨格系、外科手術後の合併症予防、不眠や倦怠感など多岐に渡ります。Body・Mind・Spirit三身一体と考えて、痛みがある局所だけでなく、その人全体に何が起こっているかを考えようとします。
西鎌倉メディカルスパでは、10分のお試し施術や、内視鏡後の胃腸ケア、肩こり首こりに対する頭皮ケアなどの施術を用意しております。ご興味のある方はご利用ください。