「遠隔診療」とは
皆さんは「遠隔診療」という言葉をご存知でしょうか。
これまで、離島や僻地(へきち)の専門医の居ない場所で患者さんを診察する場合や、そこで働く医師に対して、通信技術を使ってX線画像の読影や治療法のアドバイスなど医療をサポートするものが中心に行われておりました。また、診療行為は原則として診察室で直接会って行うものと医師法で定められているため、対面診療が物理的に難しいケースを除いて原則禁止と私たちは捉えていました。
しかし、平成27年厚生労働省からの通達で「遠隔診療」の適用範囲を必要以上に狭く解釈しなくても良いという内容のものが公表されました。その結果、診療行為が必ずしも診察室で行われなくとも(対面でなくとも)認められる事になりました。
「新しい診察方法」
近年、通信技術(スカイプ等)を使用して、患者さんの診療をするという「遠隔診療」が話題となっています。
例えば、都市部在住の慢性的な病気(高血圧や高脂血症)で通院治療を受けている方が、業務多忙で毎月通院することが困難のため3回のうち1回は対面診療とし2回はオンラインでのビデオ通話による診療を行うというものです。
「当院での遠隔診療」
こうした「遠隔診療」を「柳川クリニック」と「みなとみらいケンズクリニック」において平成29年5月より実施いたします。当初は内視鏡検査後の病理組織結果説明を中心として実施予定ですが、その後、医療相談、栄養療法、男性薄毛治療、ED治療などの自費診療、さらには高血圧や高脂血症で病状が安定している方にも実施して行く予定です。
あくまでもクリニックでの対面診療が基本ですが、片道1時間以上かけて通院されている方や、お仕事等でお忙しい方は是非ご利用下さい。
詳しくはホームページ等にて随時お知らせして行く予定です。診察時に医師又は受付にてご相談ください。
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