カプセル内視鏡検査

カプセル内視鏡検査
ついに「飲むだけ」のカプセル内視鏡検査

カプセル内視鏡検査とは

ゴクリと「飲むだけ」。苦痛なしのカンタン検査。

カプセル内視鏡とは、錠剤大のカプセルを飲み込むだけで消化管の内部が検査できる優れものです。

最近、大腸のカプセル内視鏡検査が保険適応になった事もあり、新聞やテレビでも取り上げられました。今回当院でも導入することにいたしました。

検査時間は平均約8時間。カプセルは消化管の蠕動(ぜんどう)運動によって、飲んでから1~2時間くらいで胃から小腸に達し、小腸から大腸を経て排便と同時に体外に排出されます。

カプセルは、体内を進む間毎秒2コマの割合で消化管内部の撮影を続け、画像を送信していきます。画像データは体につけたアンテナを通じて受信装置に記録され、検査終了後に担当の医師が画像を見て診断を行います。

カプセル内視鏡検査の手順

大腸ガンに最も有効な検査は?

「大腸内視鏡検査」に勝る検査方法はありません!しかし…

経鼻内視鏡検査

胃ガンや大腸ガンの診断・治療に欠かす事が出来ない内視鏡検査。皆さんも定期的に受けて頂いていると信じています。しかしながら、胃ガンや大腸ガンはガン死亡統計では依然として上位を占め、日本人女性では大腸ガンがトップとなっています。

検診で便潜血検査を受ける人は増えていますが、陽性(便に血液が混ざっている)になっても大腸内視鏡検査を受ける人が3割位であり、結局症状が出て検査を受けたときには手遅れになっているという事が少なくありません。

大腸ガンで最も有効な検査は「大腸内視鏡検査」です。大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡を挿入して大腸内部を観察する検査で、医師が内視鏡を意のままに操ることができ、大腸内の隅々まで観察することができます。しかも、検査と同時に治療も可能ですから、こんなにすばらしいものはありません。

しかし、大腸内視鏡検査は嫌われています。なぜでしょう?

大腸内視鏡検査が嫌われる理由

「苦しい」「下剤がつらい」「恥ずかしい」大腸検査

大腸内視鏡検査が敬遠される主な理由として、以下の3つが挙げられます。

理由1
大腸内視鏡検査は苦しい

曲がりくねった大腸に内視鏡を入れて行くため、高度な技術と経験が必要です。例えば初めて検査をする医師が大腸の一番奥まで内視鏡を挿入する事は不可能です。しかも苦痛なく挿入出来るようになるためには少なくとも1000例以上の経験が必要かと考えます。(もちろん医師個人の資質により異なります)

経験のある内視鏡医が鎮静薬を使用することにより、90%以上の患者さんは苦痛なく検査をお受け頂けると思います。大切な事は「どの内視鏡医に、どうやって検査を受けるか」です。

理由2
大腸検査前に下剤を多量に飲まなくてはいけない

胃内視鏡検査は朝食を抜くだけで検査を受ける事が出来ます。一方、大腸内視鏡検査の場合には、大腸の中の便を全部出さないと検査が出来ません。このため下剤をかけて大腸の中を空っぽにする必要があります。

現在、当院では4種類の下剤を用意しています。錠剤を水で飲む方法もありますが、何れにしても液体を2リットル近く飲まなければなりません。これが大腸内視鏡検査を受けたくない理由にあげる方も少なくありません。

理由3
お尻を見られるのが恥ずかしい

それほど多くはありませんが、お尻を他人に見られるのは嫌だという方がいます。
女性の場合には女性医師による検査もお受け頂けます。

大腸内視鏡検査は出来れば避けたい検査ではありますが、大腸ガンで手遅れにならないためにも40歳になったら定期的に受けることが必要な検査です。

大腸内視鏡検査を受けてポリープを切除しておけば大腸ガンにならない。

ここまでお話をすれば大腸内視鏡検査を受けてみようと思われたでしょうか。それでも、やはり内視鏡をお尻から入れるのは嫌だ、という方がいます。 そのような方のために、最後の手段としてカプセル内視鏡があります。

カプセル内視鏡検査に関して、不明点、疑問点等あれば、遠慮なく当院までお問い合わせください。

院長柳川のカプセル内視鏡体験記
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