胃カメラ・大腸内視鏡検査のすすめ

内視鏡検査のすすめ
なぜ内視鏡検査が必要なのか?

鎌倉・柳川クリニックで行っている内視鏡検査は、上部消化管内視鏡検査(俗にいう胃カメラ)と大腸内視鏡検査(大腸カメラ)です。

なぜ内視鏡検査が必要なのか、皆さんにご説明したいと思います。

日本人は胃がんの罹患者が多い

昔から日本では胃ガンの発生が多く、胃ガンの早期発見のための検査技術が世界で最も進んでいます。現在の内視鏡検査も日本で発明改良されてきました。昔は「ファイバースコープ」と呼ばれ、グラスファイバーを束ねて作られてきたものが、現在の内視鏡の元祖です。

胃の中を直接見たい。そんな研究者の情熱が現在の内視鏡を生み出したのですね。内視鏡検査で胃の中を直接観察できるようになって、胃ガンや胃炎の診断は劇的に向上しました。微小ガンといわれる5㎜以下の病変も見つかるようになるほど診断学が進んできたのです。

胃がんは内視鏡検査で早期に発見すれば必ず治る

一方、ピロリ菌が1984年に見つかり、胃ガンの原因である事が分かって来ました。以前の日本人は9割以上の人にピロリ菌がいることが分かっており、日本に胃ガンが多い理由が分かったのです。まだまだ胃ガンの患者さんは多い。もちろんピロリ菌のいない方からも胃ガンは発生してきます。特に若い方に発生する悪性度の高い胃ガンは、ピロリ菌のいない人から出てくることが多いのです。

胃ガンは早期に発見すればほぼ確実に治ります。
胃ガンを早期に発見する方法は胃の内視鏡検査を受けることしかありません。
早期胃ガンはもちろん無症状です。症状が出てしまったら手遅れです。
定期的な胃の内視鏡検査をお受けください。

大腸内視鏡検査で大腸がんはポリープのうちに切除

一方、大腸内視鏡検査は、大腸ガンを予防する方法として有効です。大腸ガン80%以上は、ガンになる可能性のある組織から出来たポリープが大きくなることによって発生します。ガンになる前のポリープの状態は10年から15年以上続くと考えられています。従って、ガンになる前のポリープの状態で切除すれば大腸ガンにならないのです。

胃・大腸内視鏡検査専門医 柳川健

ほとんどのガンは早期発見することは出来ても、予防的な処置はできません。

大腸ポリープを内視鏡で切除することは確実に大腸ガンの発生を予防します。40歳になってから定期的(通常2、3年おき)に大腸内視鏡検査を受ければ、大腸ガンで命を落とすことはほとんどありません。

是非、大腸内視鏡検査を受けて下さい。

柳川クリニックでは、患者さまに負担の少ない「痛くない楽な内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)」を提供しています。

定期的な内視鏡検査は命を救います。

統計から見る内視鏡検査の必要性

日本の死亡原因で一番多い病気はガンで、日本人の3分の1がガンで亡くなっています。 その中でも胃ガン・大腸ガンは、男女とも臓器別の死亡者数で上位に入ります。胃ガン・大腸ガンは男女とも40歳以降から急激に罹患率が高くなり、年齢とともに高くなります。

胃ガン・大腸ガンともに初期は無症状で、気づいた頃には手遅れの場合もあります。胃ガン・大腸ガンの治療が早ければ早いほど、完治の可能性を飛躍的に高めることができるのですが、早期発見のためには、内視鏡検査が不可欠です。会社の健康診断で実施されている胃バリウム検査や便潜血検査では、ガンを小さなポリープの段階で発見することは難しく、早期発見という観点においては不十分です。

がんの統計:がん罹患者数&死亡者数予測 2015
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