鼻から胃カメラ検査(経鼻内視鏡検査)

経鼻内視鏡検査
鼻から検査で痛くない、経鼻内視鏡検査

鼻から胃カメラを挿入する経鼻内視鏡検査とは

極細内視鏡を「鼻から」挿入。「オエッ」とならない。

経鼻内視鏡検査

これまで、内視鏡検査は内視鏡を口から挿入して行うのが一般的でした(経口内視鏡検査)。当院でも、この経口内視鏡検査を受けられる方がほとんどです。

しかし、最近では外径が約5mmの細い内視鏡が登場し、 鼻から挿入する方法で検査が行われることも増えてきています。これを「経鼻内視鏡検査」といいます。

経鼻内視鏡は通常の内視鏡と比較すると画質がやや劣り、また、行える処置も限られます。さらに患者さんの容態によっては、鼻からの挿入が難しい場合もあるのですが、経口の内視鏡検査に比べ、検査時の吐き気・不快感が大幅に軽減できるというメリットがあります。

今まで「口からの胃カメラは絶対にいやだ」と拒絶していた方にも、経鼻内視鏡であれば検査を受けられるのではないでしょうか。がんは早期に発見・治療をすれば、治る可能性も高くなります。より負担の少ない経鼻内視鏡の登場によって、内視鏡検査がさらに身近なものになることが期待されています。

経口内視鏡と経鼻内視鏡検査

経鼻内視鏡の導入の経緯

さらなる「楽な内視鏡検査」の追求のため

経鼻内視鏡検査

2015年5月より、当院では経鼻内視鏡検査をお選び頂けるようになりました。

従来より「楽な内視鏡検査」と「正確な内視鏡診断」の両立のため、胃内視鏡検査は口からの内視鏡のみ実施してきました。鎮静薬を使用する事により、ほぼ全員の方から「苦しくなかった」と喜んで頂き、経鼻内視鏡検査の必要性は現在でもほとんど感じていません。

経鼻内視鏡検査で使用するスコープは細いため、先端のカメラが小さく解像度は悪く、ライトも小さく視野が暗いという理由から、経鼻内視鏡検査をこれまで実施してきませんでした。

しかしそれでも、さらなる「楽な内視鏡検査」を追求するため、今回経鼻内視鏡検査を実施できるようにしました。理由は3つあります。

理由1
さらなる「楽な内視鏡検査」の追求のため

2015年5月より、当院では経鼻内視鏡検査をお選び頂けるようになりました。

従来より「楽な内視鏡検査」と「正確な内視鏡診断」の両立のため、胃内視鏡検査は口からの内視鏡のみ実施してきました。鎮静薬を使用する事により、ほぼ全員の方から「苦しくなかった」と喜んで頂き、経鼻内視鏡検査の必要性は現在でもほとんど感じていません。

経鼻内視鏡検査で使用するスコープは細いため、先端のカメラが小さく解像度は悪く、ライトも小さく視野が暗いという理由から、経鼻内視鏡検査をこれまで実施してきませんでした。

しかしそれでも、さらなる「楽な内視鏡検査」を追求するため、今回経鼻内視鏡検査を実施できるようにしました。理由は3つあります。

理由2
鎮静薬を使用しないで「楽な検査」を希望される方のために

鎮静薬を使用しない内視鏡検査の場合、舌の根元(舌根部)を刺激しない経鼻内視鏡検査の方が嘔吐反射(オエッとなる反射)も少ないことが多く、楽に検査を受けて頂ける可能性が高いと考えます。

もちろん経鼻内視鏡検査用のスコープは直径が6mmと細いため、口から入れた場合にも喉の異物感が少なく楽な検査を受けて頂けます。

理由3
経鼻内視鏡検査用のスコープの改良により、以前よりも解像度、視野の明るさが改善された

以前の経鼻内視鏡は解像度が悪く視野が暗く、正確な診断には不向きであると感じていました。暗い部屋の中でものを探すときに、大きな懐中電灯と小さなペンライトのどちらを持っていくかと言えば、誰でも大きな懐中電灯を選ぶでしょう。しかし近年、スコープの改良により、以前に比較すると解像度や視野の明るさの改善により、かなり使いやすくなりました。

以上が、当院でも経鼻内視鏡検査を導入するに至った理由です。

これまで通り、基本は経口内視鏡検査であることに変わりはありません。口からの内視鏡検査でも十分に皆さんが期待する『楽な内視鏡検査』を受けて頂けます。

経鼻内視鏡検査に関して、不明点、疑問点等あれば、遠慮なく当院までお問い合わせください。

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